2020年9月5日アマルフィ・ファッションショー即興演奏ざっと解説
- 傘木亮介(かさやん)
- 2020年9月9日
- 読了時間: 3分
2020.09.05(Sat.)
AMARPHIE Fashion Show
~ピアノ生演奏にのせて~
オンラインのファッションショーはいかがでしたか?
10名のモデルによるそれぞれのスタイリングで、小さなショーをお送りしました。
このショーは、はじめての方もベテランモデルの方も参加する企画なので、今回は比較的分かりやすいリズムを保って即興演奏していきました。
動画の再生時間に合わせて簡単に解説していきます🎹
■アーカイブ映像
youtu.be/lI-gSaWH3Rc
①冒頭 3:52〜
ショーのための前奏曲として、ゆったりとした休日の午後をイメージしています。
最初のフレーズは、はじまりを知らせるベルのイメージ。
拍子感は曖昧で、サティやドビュッシーなどフランスの風味があります。大きく3つの音楽に分かれています。
②ショースタート 5:14〜
左手はハバネラ風のリズム。メロディはアマルフィ海岸をゆったりと散策して歌うようなイメージで弾いています。
③8:41〜
左手のリズムを右手に受け継いで、左手でメロディを演奏。
④9:38〜
①冒頭の雰囲気を保ちつつ、少し発展させた音楽。
⑤10:16〜
ドソなど空虚5度の伴奏で、メロディは牧歌のイメージ。
⑥11:58〜
和音のシャワー。様々な色彩がほどばしる感じ。変拍子のようになっていて、掴み所のない音楽になっています。
⑦14:10〜
拍子の曖昧なアルペジオ。シャワーの余韻。⑥の姉妹曲。
⑧15:41〜
父と子が素朴だが、自由に二重奏しているイメージ。和音で聞かせる音楽が続いたので、今度は極力使わないようにしています。
⑨17:01〜
和音がメインの音楽。今まで登場してきた色彩豊かな洋服たちの色を纏って悠々と闊歩している様子。
⑩18:09〜19:20
フィナーレに向かって走り抜ける爽快な風。ハッピーエンドになるようにしました。
ざっとこんな風に演奏していました。
音楽のイメージは後付けが多いので、即興中はここまで考えて弾いてはいません。しばらく同じスタイルで演奏していたり、出てきた音楽に飽きたりすると、次の音楽に進む事が多いです。
今回の解説はあくまでも、ぼくが音楽から得た想像です。皆さんはどんなイメージが浮かびましたか?
コメントを頂けたら嬉しいです📝
今回お初に演奏した会場のグランドピアノはとても明るい音がして、多目的ホールはよく響きました。さらに、最上階の4階にあり、すぐ横のテラスからの眺めが良かったため、とても気持ちよく演奏出来ました。
モデルさんたちも1年ぶりに再会した方々もいて、馴染みがあり雰囲気がよくイベントが進みました。久々に自粛から解放された気分でとにかく楽しかったー✨
主催のAllesbitte代表はじめさん、アマルフィ・モデルの皆様、そしてスタッフの皆様、ありがとうございました!
アマルフィ・ファッションショーは、冬にまた開催予定ですので、どうぞお楽しみに!
傘木亮介
かさやん



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